東洋医学で不妊改善しましょう!

不妊の原因にもなる疾患「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」とは

 
 
「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、通常より卵胞が成熟するのにするのに時間がかかる排卵障害のひとつで、生殖年齢に達している女性のうち約6〜10%が該当していると言われ、不妊の原因としても多くの方が悩んでいる疾患です。

 

 

この疾患にかかると、通常よりも卵巣内に男性ホルモンが多くなり、ニキビや体毛が濃くなる、声が低くなるなど男性化の兆候が見らることが多くなります。

 

年齢によって症状が進んで行き月経周期が次第に長くなっていくのが特徴です。

 

また、月経の周期が35日以上と長かったり、月経不順や無月経、月経時期以外の不正出血などがあります。

 

更に肥満などの特徴があらわれることもあります。

 

 

超音波検査で多嚢胞性卵巣症候群の人の卵巣を確認すると、1cmくらい大きさの卵胞が卵巣の外側の部分に1列にたくさん並んでいる様子が確認でき、その卵巣の様子を「ネックレスサイン」と呼んでいます。

 

 原因はいまだ解明されておらず治療法も研究段階ですが、不妊治療によって妊娠し、出産に至る女性は多くいらっしゃいますので多嚢胞性卵巣症候群に該当していても妊娠を諦める必要はありません。

 

 

参考
多嚢胞性卵巣症候群の大和田美帆さんが妊娠!

 

 

PCOSの治療

 

 

PCOSの治療については、妊娠を希望していない人には低用量ピルが処方されることが多いのですが、妊活中の女性は別の治療法が行われます。

 

服薬や注射で排卵誘発剤(クロミフェン)を接種し、排卵を促す方法が一般的な治療法です。

 

 

またPCOSは耐糖能異常に非常にかかわりがある病気で、糖尿病の薬(インスリン抵抗性改善薬)を内服することで、排卵が正常になる人もいます。

 

腹腔鏡下手術をうけて、卵巣の表面にレーザーや電気メスなどで小さな穴をたくさんあける「腹腔鏡下卵巣多孔術」という治療法もあります。

 

 

卵巣に穴をあけるという説明をうけて、抵抗感を感じる患者さんもたくさんいますが、薬物治療をうけても効果がみられない人に有効とされ、効果が長続きし、ホルモンの値が正常化する、排卵誘発剤が効きやすくなるなどのメリットが多い治療法です。

 

 

これらの治療をうけて妊娠できない人でも、体外受精など高度不妊治療をうけることで妊娠に成功するケースも多いので、PCOSであっても悲観的にならずに早めに治療に取り組むことをおすすめします。